FCCテクノ

FCCとカーボンニュートラル2022.07.27

fcctechno2022
こんにちは。
FCCテクノは6月決算で、7月から新しい期に入っています。新しい期では、カーボンニュートラル(脱炭素)に取り組むことを事業計画に含めています。
「小さな会社がなぜカーボンニュートラル?」とよく聞かれますので少し整理します。

カーボンニュートラルは基本大企業の潮流

カーボンニュートラル及びESGは、投資の文脈(レギュレーションの策定から、それを投資の指標に織り込む戦略的な制度化ですね。)から始まっている、と言われています。その中で、大企業のサプライチェーンに属する中小企業も、その流れに当然含まれていきますので、間接的には、この大企業から生まれたカーボンニュートラルの潮流に、大企業・上場企業との取引がある私たちFCCもいずれ乗ることになると思います。

ただし、FCCのカーボンニュートラルは、別のところから起きている

ただし、FCCがカーボンニュートラルに至ったのは別の理由です。私たちは福岡の小さなSIですので、福岡及び九州とともにあります。
そうなると、いやがおうにも、海、山に恵まれています。あえて福岡を選び、働いている人が多いFCCにおいては、自然環境に対する理解、その根底にあるカーボンニュートラル(気候変動)には、敏感とならざるを得ないのではないか、と思っています。
なので、制度対応とか、ビジネス上の理由ではなく、福岡や九州に住み、そこで今後も生きていく私たちにしてみれば、できることや世の中に対するインパクトは薄いかもしれませんが、カーボンニュートラルに向けた取り組みを始めることとしました。気候変動が少しでも抑えられ、自然に対する負荷が少しでも下がるように、私たちも取り組みたい、と考えています。
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具体的な取り組み

とはいっても、長い長いサプライチェーンがあるわけでも、大規模な生産設備があるわけでもない当社が、どのようにカーボンニュートラルを進めていくか考えてみたのですが、次の3点から取り組み始めることとしました。
① CO2排出量の見える化
まずは炭素の排出量の見える化から始めるものかなと思っています。今、便利なSaaS、CO2排出状況をみえる化するダッシュボードの構築を簡単になしえるサービスが増えてきています。カーボンニュートラルに造詣のあるコンサルティング会社に相談し、こういった見える化を開始しました。
実際に測定してみると、トンで表現される排出量が明らかになり、私たちのビジネス活動が、炭素を排出するものであり、行動すること、活動することが気候変動に間接的に影響を与えているんだな、と改めて気が付くことができました。経営もそうですが、まずは、解決すべき課題の見える化から開始することが大事なんだなと改めて感じています。
② 電力の切り替え(非化石証書付きの電力)
また、電力も非化石証書付きの電力に切り替えました。当然、この非化石証書分電気代はあがるのですが、非化石証書が織り込まれた電力を買うことで、実質的に再生可能エネルギーによる電気を購入している扱いとすることができます。
本当は、自家発電を行うのが良いのかもしれませんが、そうなってくると大規模な設備投資や、設備の維持補修費がかかってきます。こういった形での非化石証書付きの電力の活用は、私たちにも行いやすい再生可能エネルギーの活用方法です。電気ですので色もなく、なかなか実感がわきにくいのですが、少し高い電力であっても、環境に対する負荷を抑えられるのであれば、積極的に活用していきたいと思いました。
③ 廃棄ごみの削減・低減
最後に、職員からの呼びかけで、社内のごみの捨て方を改めることにしました。ペットボトルをつぶしてみる、紙は裁断して細かくして捨てるなど、ごみの捨て方を工夫し、そもそもごみ排出量、運搬量を減らす取り組みを進めています。
以上のように、小さな取り組みを進めています。今期以降、社用車のEV化などを進めていきたいと思っています。(台数は少ないですが。)
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終わりに

とても小さなことで、これだけで気候変動を抑制できるものではありませんが、私たちは福岡に生きる会社であり、自然の恵みを享受しながら生活しています。またエネルギーをめぐる世情も不安定で、電気・石油があらゆるところで、当たり前に使えていた時代は終わってしまうかもしれません。小さな取り組みですが、しっかり時代に合わせ、対応していきたいと思います。
何事もですが、中小企業だからいいや、許されるわ、ではなく、小さな会社であったとしても、必要だと思ったことはちゃんとやっていく会社となるためにもFCCテクノはカーボンニュートラルをしっかり自分たちがとらえるべき仕事であると認識していきたいと思います。

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