FCCテクノ

【Culture】ネットには酷い口コミばかり。だいたい本当です。2022.03.10

【Culture】ネットには酷い口コミばかり。だいたい本当です。
こんにちは。OpenWorkなどの口コミを見て面接に来られる方が増えてきました。今日は、「口コミ」と「社風が、変革をDNAとして持つように変化していった過程」について書きたいと思います。

2020年までの当社の口コミはほとんどが本当である

FCCテクノ 「社員クチコミ」 就職・転職の採用企業リサーチ OpenWork(旧:Vorkers)

リンクのような退職した職員の口コミサイトでは、当社について相当ネガティブに読める投稿が成されています。
  • ・変化する気がない。超保守的。
  • ・マネジメントが他責的。
  • ・社屋・設備が古い。
  • ・年功序列・何をやっても同じ。
このような感想が大半を占めます。ただ、これは2020年までは本当でした。口コミはある程度実態を表すのだな、と思っています。

2020年までのFCC

2020年までのFCCも、創業60年の歴史を越えて次の50年を築く方法を模索していました。ただ、創業60年なので、ピークが既に30年前です。その当時は、福岡の誰もが知るIT企業(少し盛ってます。)でしたが、おそらく、そこで勝ち過ぎてしまいました。
勝つことは良いことに思いますが、「勝ちすぎる」ことは弊害が大きいように思います。
というのも、勝すぎると、その勝ちパターンから抜け出せなくなってしまいます。変化を恐れるようになっていきます。FCCテクノは、IT黎明期に挑戦を重ねることで、自身の旗を打ち立ることに成功したからこそ、平成の世において自分の立てた旗に縛られ動けなくなっていきました。
故に、2020年までのFCCが特に保守的な体質であったのは、過去の勝利に根差した地盤を守るための基本動作であったのだとおもいます。組織が生き、令和の世まで続くにはやむを得ない行動であり、しっかり昭和を守り切りぬくことで、平成の世を乗り切ったのだと思います。
そして、その見地に立つと、過去の口コミはある程度正確で、僕らはその指摘を真摯に受け止める必要があるように思います。読んでいて確かにな、と思うところがあります。変革前はそうであったな、と。

2021年からのFCC

2021年、FCCテクノは大きな決断をしました。まだ体力があるうちに、代表を含む取締役を全員外部から招へいし、抜本的な改革に着手しました。
新しいマネジメントは、いずれも30代ですが、既に複数社、会社経営経験を有するメンバーでマネジメントを再構築し、これまで自らの力で掲げてきた旗を降ろし、塗り替える決心をしたのです。このまま昭和に立てた旗を守り続けても、この先10年は縮小均衡の未来があったと思います。それほど、先輩たちが残してくれた遺産は大きいものでした。
が、私たちは、ここで変革に挑み、次の50年を創る道を選びました。
そこから、すべて、あらゆるものの変革に着手しました。まず職員とマネジメントの関係構築、就業規則・給与規定の改訂、部門再編を含む組織体制、日々の報告のルールの変更、意思決定の在り方、クライアントとの関係・契約の見直し、購買・決裁ルール、業績測定・管理会計の在り方、職員相互の在り方・コミュニケーションの取り方、エンジニアに貸与するパソコン・使用するツール、社内の細かな規定一つとってもそうです。極めつけは本社の場所、設備まですべてを変えました。必要面積・設備を再度計算し直し、社屋の面積は1/3にし、その分の投資を家具などに回しました。人材採用も幅広く採用を進め、他社で活躍していた人材や、東京から戻ってくる人を含めて幅広く採用を進めています。
そしてまだまだ日々変革を促し、新たな仲間を募っています。つまり、新しいFCCは、創業60年を機に、変革をDNAとして持つ会社として生まれ変わったのです。

反対はなかったのか

口コミを見て面接に来てくださった方に、よくこの話をすると、反対はなかったのか、と言われます。正直に言うと、反対はほとんどなく、変革はスムーズに進んでいきました。既存の職員からしても、自分たちも変わらなければいけない、ということを、薄々と感じていたし、実際動きたかったが、どう動いてよいかわからない状況にあったのだと思います。
思い起こせば、当社の始まりは、60年前に、高校の同級生がお金を出し合って、当時日本に3台しかなかったコンピュータを買い取り、受託計算を始めたことです。時代の先端を行くパイオニアであったので、ある意味では、祖業に立ち返った、ともいえるかもしれません。

これからのFCC

まだ変革2年目のFCCですが、これからも変革を続けていきます。2021年からの3年を、今後長く続くための礎を築くための期間と定め、事業の見直し、新規事業への挑戦を続けています。これからも苦労の連続であると思います。新しい方向に舵を切らず、そのまま静かに将来の終焉を待つほうがよかったのかもしれませんが、私たちはそのように考えていません。
福岡で生きていきたい人が集い、新たに自分の旗を福岡に立てていきたい人が集まり、自由闊達な会社として、次の50年を生き抜きたいと思っています。福岡で生きていくのも楽ではありません。福岡は、街中にはどこにも負けない活気がありますが、少し郊外・福岡市以外に目をやると、既に人口減少・高齢化が進んでいます。典型的な地方都市です。その中で、20年、30年と生きていかなければなりません。
今となってみれば、一人一人が変革・変化に対してそれぞれ意識を持っており、新しい仕組みづくりに邁進する環境が出来ています。心ある人が集い、新しい50年のために働いています。そういった意味では、新規事業ばかりで大変ではありますが、とてもよい環境にあると思います。(手前味噌ですけど。)
今後も、ネット上では、私たちの口コミが良くも悪くも更新されていくと思いますが、「FCCは確かに大変で嫌な面も多くあったが、学ぶものは多く、人生の一部を預けて良かった。」という口コミがあふれるよう、職場環境を整えていきます。
そんな変革中のFCCで働きたい方、新卒採用(リクナビ)と、中途採用へのアプライをお待ちしております。
2024年以降のインターンも募集しておりますので、お気軽にお問合せください。

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