脇役が主役を狙うとき
経営者にも“戦隊ヒーロー”のようにいろいろなタイプがいます。
いつも真ん中でチームを照らし、唯一無二のビジョンで仲間を導く、そんな〈赤レンジャー〉型リーダーが王道でしょう。私も憧れます。
けれど私は、生まれ持った“参謀気質”。
どちらかと言えば、舞台袖から戦略を練る〈緑レンジャー〉です。そんな私は、自分の経営スタイルに強いコンプレックスを抱えていました。“経営者は赤レンジャーでなければならない”、そう信じ込んでいました。
今回は、そんな参謀格の緑レンジャーな私が、人々を牽引する主人公格の赤レンジャーを演じ、自分なりのリーダーシップを獲得していった話をしたいと思います。