FCCテクノ

中小企業がキャリア採用を強化するときに考えること2022.05.13

fcctechno2022
こんにちは。FCCテクノは、キャリア採用を強化しています。
当社、特色の薄い会社で、ほぼ中途採用者がいませんでしたが、20代・30代の意欲ある方の中途採用や、学生からの採用も、魅力的な人が集まってきているように思います。今日は、何も特徴がない福岡の老舗SIが、どのように採用強化を進めてきたかを改めて振り返ります。
まず、出来ていることと課題を整理すると次の通りです。
出来ていること:
1.悪い点も、ありのままをお伝えする
2.「いままではこうだったから」や「当社はこうだから」を辞める
3.職員と徹底的に会う
今後課題だなと思っていること:
1.まだまだ認知が甘い。そもそも知られていない
2.もっと会社のことを知ってもらえる枠組みを作りたい

出来ていること

まず、出来ていることから整理していきます。

1.悪い点も、ありのままをお伝えする

まずできていることですが、前からBlog等でも記載している通り(キャリア採用面談で大いに盛り上がり、就職試験にならない話 - 株式会社FCCテクノ (fcctech.jp))、FCCは、兎に角自分たちの自己開示を行います。多少盛って話がちなところですが、良い面・悪い面を丁寧に話すようにしています。入った後に、お互いが「こんなはずじゃなかった!」が最も不幸です。
ですので、極力面接には時間をかけ、特に当社が今抱えている課題については、候補者の方がうんざりして不安になったとしても、正確に伝えるようにしています。もちろん、良い面・誇れる面も多々あるので、そちらはそちらで力強くアピールさせてもらいます。(力強く、というよりは、もはや暑苦しく…。)

2.「いままではこうだったから」や「当社はこうだから」を辞める

意外に重要なものですが、FCCは、代表や役員からしても中途採用です。ですので、FCCテクノの当たり前は、FCCにとっての当たり前であって、世間にとっての当たり前ではない、ということを強く肝に銘じています
どうしても、採用を考えたときには、自分たちが人を取りたいから、自分たちにあった人を取りたい!と思ってしまいがちですが、FCCの採用においては、この視点は間違いだと考えています。当社が候補者の方を選ぶと同時に、当社が選ばれている立場であるのです。なので、自分たちのルールを押し付けるのではなく、最低限意識してほしいカルチャー(FCCで働くに際して、大事にしたいこと)はお伝えしますが、これはとっても大事にしていることをお伝えするのみです。社内の慣習について、私たちがこうであるから、候補者の方も入職した後に、そうしてください、ということを極力避けます
これは採用するときにやりがちで、来てくださる方にすべて当社にあわせてほしい、というオファーを出すのは、せっかく新しい方を採用する意味が半減してしまうのではないか、とFCCでは考えています。カルチャーは大事にしつつも、せっかくですので、新しい考え方を取り入れていく姿勢を持たないと、キャリアを持たれて入ってきた方の「これまで」を生かしにくい、と考えています。
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3.職員と徹底的に会う

これも意識をしています。主要な役職者ではなく、チームになるであろう人と会ってもらい、お話をしてもらいます。この際も、役職者は入らず、実際のところどうなの?をお話ししてもらいます。もちろん会社ですので、不満がないわけでもないし、良い点・悪い点が必ずあります。それを率直にお話しする機会を設けます。
「会社の内容は魅力的だけど、一緒に働く人の感じがなんか嫌。」これも不幸です。やっぱり一緒に働くのはゴキゲンな人が良いとFCCでは考えています。人間同士、合う合わないはどうしても生じますが、この人とだったら一緒に仕事できそうだな、と思える人が集まる会社でありたいな、と考えていますので、実際にお会いいただきます。小さい会社をあえて選んでるのに、会社の雰囲気まで悪い、では、なんのことだかわからないので、私たちは、社内の雰囲気をとても大事にしています。雰囲気は定量化しにくいのですが、僕らにとって最重要なものかもしれません。

今後課題だなと思っていること

次に課題です。ここはいずれもまだまだで、採用プロセスの整備に続き、引き続き継続していく必要があります。

1.まだまだ認知が甘い。そもそも知られていない

まだまだ福岡の小さなIT企業ですので、知られていません。私たちとしては、とってもいい会社ですよ!と言って回りたいのですが、来てもらうためには、もう少しいろいろなところで知ってもらうのが大事だなと思っています。とはいえ、無理にメディアに露出したり、目立つことが目的になってしまうと本末転倒なので、福岡で通が知る、知る人ぞ知る会社、ということで、やっていきたいなと思っています。

2.もっと会社のことを知ってもらえる枠組みを作りたい

求職者の方に、もっと会社を知ってもらう機会を作れたらなと思っています。キャリアチェンジは、その人にとって、大きな転機となります。よく当社のことを知った上で、加入してほしいと思っています。説明会や、面談だけでない仕組みづくりが大事だなと思っていて、どうやったら良いだろうか、と社内の採用チームで議論を続けています。
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終わりに

私たちは、不確実で衰退を眼前にした地方都市であっても、今後もしなやかに生きていく人、生きていける人が集まる会社でありたいと思っています。いたずらに規模を追うのではなく、利益はしっかり上げ、働いた人が報われる会社にするということは大事にしますが、職員と、お客さんと、ともに不確実な時代をのり超える集団でありたいと思っています。(大げさですが。)
絶対に楽な環境ではなありませんが、お互いによく知ってもらい、働いた人にとって、人生の一部を過ごしたことが良かったと思える会社となれるよう、頑張っていきたいと思っています。

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