FCCテクノ

出る杭は打たれるし、動けば必ず転ぶ2021.12.15

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出る杭は打たれるし、動けば必ず転ぶ

事業再生をやっていて思いますが、新しいことを始めると、必ず失敗をします。必ずです。僕もFCCに入社してから、既に100近い失敗をしています。既に死ぬ思いもしました。お客さん含めて、いろんな人に怒られるし、不安にもなります。出る釘は打たれます。変革や挑戦には、兎に角、失敗がつきものです。
ただ、一つ明確なことがあります。出る釘を打ち挑戦を安全なところから見て笑う人、動こうとして転んだ人の二種類がいるとしたら、僕は後者とともに仕事がしたい、もっと言えば、僕の人生を共にしてほしいと思っています。
極端ですが、僕は、仕事も自分の人生の一部だと思っています。ワークライフバランスではないのです。ワークとライフは、バランスをとるものでなく、一緒です。仕事をしている時間も僕にとっては大事な人生の一部だと考えています。例えば、僕が大病に侵されて、極端な話病室で心拍数を数えるレベルになったときに、恐らく妻と過ごすであろう最後の1時間と、今日の1時間は同等だと思っています。仕事時間であっても、常に徹頭徹尾、良い時間を過ごしたいのです。なので、明日を豊かに生きるために稼いでいる一面はありつつも、「自分=西村に残された時間をどのように使うか」をベースに仕事しています。自分勝手かもしれませんが、僕はそのような思いをもって、会社経営しています。
ゆえに、僕が一緒に仕事するのは、今掲げているカルチャーに賛同できる人、新しいことに挑戦する人、失敗して転んでも起き上がる人であってほしいと思っています。決して安全な場所から挑戦した人の失敗を冷笑する人ではないです。
僕はFCCに入社した時から、必ず当社を再生させると思って仕事しています。FCCの歩んできた60年に敬意を払いますが、FCCは、いわゆる「ゾンビ状態」であったのだと思います。どこかのタイミングで会社として死んでしまい、生きる意味を忘れた生きる屍になってしまったのだと思います。
僕は、これまでの枠組みを破壊している自覚があります。僕が代表にならなければ、FCCはだらだらと、そして静かにある日突然死んでいったはずです。それが心地良い人もいたのでは、と思って時々嫌になることもあります(意外と僕もナイーブですね)。
しかし、僕は代表になった以上、どんなに返り血を浴びて血まみれになろうが、極論、皆さんから、突拍子もないことをしやがって!と恨まれようが、率先して道を切り開き、絶対に変革しきります。それに強い意義を感じています。
僕自身も、なぜそこまで使命感を持っているのかわからないのですが、僕の中で芽生えたミッションとして、60年の老舗企業を最先端の会社に生まれ変わらせること、希望が生まれる会社、福岡で輝く課題解決力を持った会社にしていきたいと本気で思っています。平たく言うと、ちゃんと令和に通じる新しいサービスラインで利益が上がる体制を作っていくことに使命感を持っています。
僕は皆に優しい人気者になり、褒められて気持ちよくなりたいわけではないです。会社を立て直す人になりたいと思っています。なので、未来のFCCのためになることは、全員が反対しても必ずやっていきます。故に、僕が出る杭となっていて、万が一皆さんが僕を打とうとしても打ち返すし、転んでも勝手に起き上がります。

新オフィスの位置づけ

10月25日より稼働を始めた新ヘッドオフィスは、その象徴です。
この1年、「見た目」や「箱」を整えることに注力してきました。今年1年は、やったことがないこと、僕たちができないことに挑戦してきたとはいっても、まだ収益化には程遠いし、僕たちの技術力はまだまだです。
でも僕はちゃんとした旗をうち立てたい。福岡で、しなやかに生きていく、一人一人が自分の人生を自分の手で切り開く機会が与えられる場を作りたいと思います。そして、日々そういうムーブメントが少しずつ立ち上がっていくのを目の当たりにするのは、たまらなく楽しいし、うれしいことです。未熟であっても、社員の皆さんが新しいジョブに挑戦する姿勢、日々の業務を変革しようとする姿勢にいつも助けられています。
今回、新オフィスには、多大な投資をしました。まだシステム開発・コンサルティングが、完全に収益化していない中での投資なので、かなりの先行投資です。しかし、FCCが再興していくには、必要な投資であったと思います。結果、引っ越しの打ち上げに少し参加した際、この会社は必ず再生すると改めて思いました。

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